坂井泉水の死の真相を考える

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アイドルではないので今まで大きく取り上げてきませんでしたが、ZARDのボーカルである坂井泉水の死について私には少し思うところがあります。

坂井泉水は、がん治療のため入院していた慶應義塾大学病院内の非常用スロープから転落し、2007年5月27日に亡くなります。
この坂井泉水の死については、当時から自ら命を断ったのか事故だったのかについての議論がありました。
所属事務所は散歩中に誤って転落した事故死としていますが、転落場所の柵は高さが1.2mもあり、間違って飛び越えられるような高さではありません。
物理的に考えて、一般女性は1.2mの柵を自らの意志がない限り越えられないのです。
一方で転落場所の高さは3mしかなく、自ら命を断つ場所としては選択肢に入りづらく不自然な点も残ります。
手すり部分に座ろうとして落ちた可能性も考えられますが、抗がん剤で治療中の患者が危険で不安定な手すりに座ろうとすること自体が考えづらい話です。

個人的に坂井泉水の死は、非積極的な自死ではないかと思っています。

非積極的な自死とは、飛び降りたことは自分の意志であっても、完全に死のうと思っていたわけではないということです。
どうなってもいいと思って飛び降りたのか、あるいは生きるか死ぬかを賭けて行動したのかもしれません。
少なくともただの事故死でないことは確実だと思われます。

坂井泉水は度重なる病気に加え、人生を悲観するような出来事があったようです。
坂井泉水は過去にキャンペーンガールやレースクイーンなどの仕事をしており、その過程でもっと際どい仕事もしていたことが判明しています。
ZARDとして歌手デビューした当時から、雑誌媒体などにこのことは再三取り上げられ嫌気が差していたことでしょう。

そして坂井泉水には、もう1つ人生を悲観してしまう要因となり得るような事実があったかもしれないのです。
ZARDと同じビーイング所属で同時期に活躍した女性シンガーソングライターの大黒摩季が独立する際、今まで自身によるものとされていた作詞が実際はほとんど別人がしており、大黒摩季はほんの少ししか作詞していないと公表されました。
ビーイングには、この手の不自然さが多々あるのです。

『KEY WEST CLUB』の記事でも書きましたが、女性4人組の『DALI』が歌ったアニメ『セーラームーン』の主題歌『ムーンライト伝説』が元は『KEY WEST CLUB』の『夢はマジョリカ・セニョリータ』と同じ曲であったり(詞は違う)、元々どマイナーアイドルだった『MANISH』の2人が自ら作詞作曲するボーカルデュオとしてヒット曲を重ねていったりと、ビューイングからデビューしヒットした女性歌手には不自然さが目立ちます。
ZARD及び坂井泉水にも、この手の不自然さがなかったわけではありません。
1年前までキャンペーンガールやレースクイーンをしていた坂井泉水が、突然自身が作詞をする楽曲でミリオンセラーを連発し時の人になるのですから、自然な売れ方とは感じない人も多くいるはずです。

ZARDが活躍した1990年代前半、女性のシンガーソングライターはガールポップと呼ばれ一種のブームとなっていました。
ですので、この時代の女性歌手は他人から楽曲提供されている人よりも、自分で作詞や作曲している人のほうが注目が集まって売れやすかったと思われます。
著作権に関わるお金のやり取りを裏で上手いようにさえすれば、実際の作詞作曲者を隠して歌唱者の女性が作詞や作曲をしているとして売り出したほうがヒットしやすかったということです。
金銭的に誰も損しないのですから、こういった手法が横行していた可能性は十分にあったと考えられます。

しかし、そんな手法でヒットした楽曲を歌った女性歌手は、世間を欺いているという事実を一生背負わないといけなくなるわけで、この精神的苦痛はなかなか厳しいものがあります。
坂井泉水にも、ひょっとしたらこういった類の秘め事があったのかもしれません。
特にZARDの楽曲は24時間テレビなどの感動的な場面で度々流れる定番曲となっているので、自分の曲を聴くたびに心を痛めていた可能性もあります。

更に病気が続き自暴自棄となり、散歩中に突発的な判断で中途半端な高さから飛び降りたか、あるいは前々からここから飛び降りたらどうなるのだろうと漠然的に考えていたのかもしれません。
いずれにせよ、坂井泉水が転落したことに何らかの意志があったことは間違いないように思います。

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