先日、松田聖子のシングル集を聴く機会があり、それからハマって何度も聴いています。(^o^)
改めて松田聖子のシングルを聴き直した結果、15枚目のシングル『瞳はダイヤモンド』、あるいは、その次作である『Rock’n Rouge』まではトップアイドルとしての勢いを感じることができました。
しかし、当時の記憶と照らし合わせると、それ以降は若干勢いが落ちたように思います。
発売日を調べると『瞳はダイヤモンド』は1983年10月28日、『Rock’n Rouge』は1984年2月1日です。
この時期になると、花の82年組に代表される後輩のアイドルが台頭し、とりわけ中森明菜の人気上昇は凄まじいものがありました。
1984年の中森明菜は、音楽祭の賞レースでも『日本テレビ音楽祭グランプリ』、『全日本歌謡音楽祭ゴールデングランプリ』、『メガロポリス歌謡祭ポップス大賞』と、3つの音楽祭で大賞相当の賞を獲得しています。(松田聖子は1984年の音楽賞レースを辞退)
というわけで、松田聖子と中森明菜のシングルレコードを発売順に並べて(松田聖子の結婚前まで)、売り上げの推移を比べてみたいと思います。(黒が松田聖子、赤が中森明菜のシングル)
| 発売日 | シングル曲 | 売上枚数 |
|---|---|---|
| 1980年4月1日 | 裸足の季節 | 28.2万 |
| 1980年7月1日 | 青い珊瑚礁 | 60.2万 |
| 1980年10月1日 | 風は秋色/Eighteen | 79.6万 |
| 1981年1月21日 | チェリーブラッサム | 67.6万 |
| 1981年4月21日 | 夏の扉 | 56.8万 |
| 1981年7月21日 | 白いパラソル | 48.8万 |
| 1981年10月7日 | 風立ちぬ | 51.9万 |
| 1982年1月21日 | 赤いスイートピー | 50.0万 |
| 1982年4月21日 | 渚のバルコニー | 51.4万 |
| 1982年5月1日 | スローモーション | 17.4万 |
| 1982年7月21日 | 小麦色のマーメイド | 46.7万 |
| 1982年7月28日 | 少女A | 39.6万 |
| 1982年10月21日 | 野ばらのエチュード | 45.0万 |
| 1982年11月10日 | セカンド・ラブ | 76.6万 |
| 1983年2月3日 | 秘密の花園 | 39.6万 |
| 1983年2月23日 | 1/2の神話 | 57.3万 |
| 1983年4月27日 | 天国のキッス | 47.1万 |
| 1983年6月1日 | トワイライト -夕暮れ便り- | 43.0万 |
| 1983年8月1日 | ガラスの林檎/SWEET MEMORIES | 85.7万 |
| 1983年9月7日 | 禁区 | 51.1万 |
| 1983年10月28日 | 瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ | 56.8万 |
| 1984年1月1日 | 北ウイング | 61.4万 |
| 1984年2月1日 | Rock’n Rouge | 67.4万 |
| 1984年4月11日 | サザン・ウインド | 54.4万 |
| 1984年5月10日 | 時間の国のアリス | 47.7万 |
| 1984年7月25日 | 十戒(1984) | 61.1万 |
| 1984年8月1日 | ピンクのモーツァルト | 42.4万 |
| 1984年11月1日 | ハートのイアリング | 37.6万 |
| 1984年11月14日 | 飾りじゃないのよ涙は | 62.5万 |
| 1985年1月30日 | 天使のウインク | 41.4万 |
| 1985年3月8日 | ミ・アモーレ | 63.1万 |
| 1985年5月9日 | ボーイの季節 | 35.6万 |
| 1985年6月19日 | SAND BEIGE -砂漠へ- | 46.1万 |
・上記しているのはシングルレコードの総売上げなので、発売日だけで当時の人気を判断できるものではありません。
・『ガラスの林檎/SWEET MEMORIES』は、当初、『ガラスの林檎』のA面シングルでしたが、『SWEET MEMORIES』がCMで話題になり、両A面で発売し直したため、短い期間でのリバイバルヒットとなっている。
こうやって並べてみると、やはり『Rock’n Rouge』から先、松田聖子はシングル売り上げで中森明菜に勝てなくなり、この時期に女性トップアイドルの入れ替わりが起こったものと思われます。
その後、2人の戦いは松田聖子が結婚したことで休戦となっていきます。
松田聖子は、2枚目のシングル『青い珊瑚礁』で初めて『ザ・ベストテン』の1位を獲得し、その後『Rock’n Rouge』までに1位獲得を3回(3枚のシングル表題曲で)逃しているのですが、それが連続したことはありませんでした。
しかし『Rock’n Rouge』の次作以降3作連続で1位を逃しており、この辺りで松田聖子の勢いが落ちてきていたことは間違いないと思われます。
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